基本の動き
マシニングセンタの基本の動きです。
弊社ではマシニング(MC)は旋盤加工後の二次加工(複合加工)に使用しています。この動画は、旋盤加工が終了後の二次加工のものになります。
(この動画は、実際には削ってはいません。普段は油をかけながら加工をするため動画を撮りにくく、一度加工が終わった物をもう一度油をかけずに自動運転させています。)
ツールチェンジや主軸の動き、テーブル、インデックス円テーブル等の動きをご覧下さい。
ステップ式タップ加工
マシニングセンタでのステップ式タップ加工です。
ハンドタップ等で手でタップを切った事がある人はわかると思いますが、ネジを切っていきだんだん入っていくと重くて回らない状態になる事があります。この時無理にネジ切りを続行するとタップが折れ込んでしまう・・・なんて事になりかねません。そんなときは少し逆に戻してからもう一度切っていくと・・・あら不思議、また普通に切れていくんですよね。
これを機械でこなしています。タップが細い時や深い時等、折れ込んでしまう恐れがありそうな時は、このステップ式でタップを通します。数ミリ入って少し逆回転、また数ミリ入って少し戻って・・・これを繰り返しているのがわかりますか?こうする事によって事前にトラブルを防止する事が可能になります。
丸形状からの六角割加工
マシニングでNC円テーブルを使った六角割加工です。
丸材の片側を六角形状に切削します。マシニングにNC円テーブルと言う割り出し角度を調整できるチャックを取り付けて、一面ずつ削っては回転させ六角にしていきます。
上から工具を回転させながら平らに削り、さらに製品を60°ずつ回転させ削ります。この行程を繰り返し六角形に切削していきます。NC円テーブルの回転角度と切削回数を変化させる事により、三角形や四角形、五角形や八角形と形状を変化させる事が可能です。
板物の輪郭加工
マシニングセンタでの輪郭加工です。
マシニングセンターでの板モノ加工風景です。
普段弊社では板モノ加工は承っておりませんが、加工する事がありましたのでMCの動きの参考までに動画UPいたします。
長方形の板材を、外周加工を施し異型ものへ輪郭形状加工をしています。