NC旋盤 切削加工 金属部品製造の 和泉製工(株)

弊社ではNC旋盤加工を主に承っておりますので、普段は外形が異型のモノは扱っておりません。
旋盤という機械の性質上、外形の形状は“丸いもの”となるんですよね。
そこで今回、このような外形が異型のフランジを製造してみました。

こういった形状のフランジを作る場合、大量生産なら型を起こして製造するでしょう。型を起こして採算が合わないような時は、治具を作ってマシニングでの加工でしょうか。でもこの場合も治具費用や加工時の治具への着脱にかかる時間等のコストUPは免れません。

弊社の場合、複合型NC旋盤で加工するため型や治具は必要ありません。また対辺の長さが65mmまでなら長尺材（バー丸材）からの加工が可能ですので着脱の手間もかからない自動運転が可能となります。

異型フランジの小・中量生産でのコスト高でお困りの時には、是非一度お声をおかけください。

前記で紹介している異型フランジは取り付け穴が2個あるのに対し、この製品はひとつ穴になります。

取り付けボルト穴が一カ所のモノと二カ所のモノ。同じように三カ所のモノ（おむすび型）や四ヶ所のモノ（四角形状）、五カ所のモノなんてのも可能です。

「こんなのどうかな？」なんてのがありましたら一度お問い合わせください。

一般的なフランジです。
上記の異形の物とは違い、こちらが弊社では主力となり、より得意としている形状となります。

画像の物はSUS304（ステンレス）材。色々な材質に対応可能ですのでお問い合わせ下さい。

テーパネジ付のニップルです。
弊社で扱う事が多い品種です。画像のような片側ネジ付や両側にテーパやストレートのネジが付いたものも可能です。1/8インチサイズから1インチ以上のネジまで対応いたします。

材質もSS400（鉄）をはじめ、S45C（鋼）、SUS304（ステンレス）等可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

これもニップルです。前記と同じような形状ですが『真鍮製品も対応可能です』と言う事で載せてみました。

両側共に雄ネジだけじゃなく、画像のような雄ネジ＆雌ネジ。または両側共に雌ネジと色々なバリエーションにご対応いたします。

アルミ製フランジです。フランジ品は既出ですが『アルミ材でも対応可能』と言う事での記載です。
材質はA5052アルミ材となります。

製品の肉厚が薄いので変形しやすいのですが、弊社ならこのサイズ（φ30mm）は長尺材よりの同時加工で全ての行程を終わらせてしまえるのが強みです。（変形が出にくいです。）
φ65mmまでは長尺材より対応可能となっております。

肉厚は1mmからの取扱となります。

ちなみにこの製品の材質はA2017ジュラルミン材となります。

一般に旋盤加工での穴開けというと、製品の中心部分に穴を開ける事になります。
この製品は外径部に対して穴位置を偏芯させて加工しています。

この加工は弊社設備のターニングセンタやマシニングセンタで対応可能です。

偏芯穴付き加工もご依頼くださいませ。

NC旋盤での金属加工と言えば　機械部品の製造　と思われがちですよね。もちろん機械部品を作る事が多く、このサイトでも『各種機械部品製造』と謳ってますから間違いではないんですが、「こういったものも作ってますよ」と言う事でこんなのはどうでしょうか。

見ていただくとピンとくると思いますが・・・仏具です。
特に寸法公差もありません、見栄えの勝負の製品です。ステンレス系でと言う依頼でしたので、深く彫り込む部分もありSUS303を使用したいところでしたが、仕上がりの"艶"を考えSUS304を使用しました。

この製品は数年前に製作したものですが、ステンレスSUS304材という事もあり色あせやくすみもなく、未だ製造時の"艶"を失っていません。

このような飾り物加工もお任せください。

NC旋盤で加工した丸もの製品を基本に平削りを施した複合加工品です。
この製品はターニングセンタ（森精機NL-2000）で仕上げたものです。
（設備機械については　機械設備　を参照ください。）

丸もの製品を基本に、平削り、横穴開けを施した複合加工品です。

旋盤で作製したピンやカラーへ小型MCを使っての穴開け・タップ等の加工です。

NC旋盤での加工となると “簡単なものは対応できない” とお考えではないでしょうか。
そんな事は全くありません。
画像のようなピンや、一般的なワッシャ・カラー等も対応可能です。弊社ではこのような加工もNC旋盤で丁寧にキレイに仕上げております。

「簡単な加工をNCには頼みにくい・・・」とお考えにならず、一度お問い合わせください。
納得の製品をお届けいたします。